寺院が責任を持って永代に渡って供養と監理を行うものとして永代供養があります。従来では納骨といえばお墓という考えが一般的でしたが、最近においては葬式事業が変わり選ばれるケースが増える傾向にあります。永代供養は個々の事情によって違いはあるものの、後継者がいなくてお墓が持てないことや、菩提寺を持っていないこと、お墓のことで家族に負担をかけなくないこと、身寄りのない親族の納骨場所に困っていること、長期の出張などで墓参りができる人がいないなどの理由で選ばれています。特に東京の場合には地域性から選ばれるケースが多く、各区においても市町村などに比べて人口集中区で増えてきています。

東京で永代供養をする場合には気になる点の1つに費用があります。東京の場合、23区には数多くの寺院があり、対応をしている寺院、していない寺院があります。また費用も様々で30、000円程度から引き受けている寺院もあれば、中には1、000、000円以上の料金を掲げている寺院もあります。また、受入れをしている場合でも宗派を問わないところもあれば檀家になることを条件としているとこともあります。

内容に関しては、例えば30、000円から受入をしている寺院はNPO法人が寺院と提携することで行われており、供養料や管理費は一切不要となっています。ここでは、遺骨は本堂に安置され数日間の読経後に有縁塔に埋葬され、故人の名前は過去帳に記入されます。また、800、000円からの料金を掲げている寺院では、生前個人契約を結び会員になることで三十三回忌まで毎年亡くなった月の十八日と毎朝の供養が行われ、三十三回忌以降は合祀が行われ過去帳への記入、春秋彼岸会、盂蘭盆会の年3回の合同供養が営まれる内容になっています。都内の納骨堂のことならこちら