納骨堂, 葬儀・葬式, 都内

葬式本来の目的を果たすこと

会社に勤務していると社員の親が亡くなったとか、また取引先の親族がなくなったとかで、葬式に参列する機会が多くあります。その人が偉い人であったり、会社に大きな影響力を持っている人の親などであれば、多くの社員が参列することも多いのですが、そうでもなく、自分自身あまり面識がない人であっても、昔からの会社の慣例として参列するケースも多々あります。しかしそのようなことが故人や故人の親族にとって本当に良いものなのか、疑問視されることが最近多くなってきたのです。故人と生前、本当に親しかった人が積極的に参列するのが本来の葬式の姿であり、会社関係や付き合いから誰でもいいから社員を参列させるというのは避けられるべきことです。

あまり多くの参列者が来ることで葬式を執り行う親族も、故人とどのような関係であった人がわからず、頭だけ下げて、必要な大きさの会場と香典返しを用意する作業が心身ともに負担になります。そのため最近の葬式では、親族が面倒になることを避けて、近親者のみ、または家族だけで行うスタイルも多くなっています。故人を弔うことが本来の目的であることに立ち返り、多くの参列者の相手をすることで本来の目的を果たせないケースも過去には多々あったのです。それにより、会社関係者も仕事上での付き合いで参列することがなくなり、生前故人と仕事以外でおつきあいや親交が深かった人だけで厳かに行う葬式が最近では流行してきています。

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